日曜の新聞*1にスーツ姿の写真が載った今岡選手。将棋のアマチュア二段免状を授与されたのだ!!しかも、長嶋巨人終身名誉監督の五段、選手会長古田選手の三段につづく快挙というではないか!!*2すごく「知的なかんじ」だ。選手としてもみなさまご存知のとおりの立派な成績。阪神選手会長もつとめ、家族思いであることも星野前監督によく語られているし、本人も家族が大事と言ってはばからない。できすぎ。星野監督のもとで一番変わった選手としてよく語られているし、その手のはなしは飽きるほど目にしたのでこれ以上は書かないけれど、確かに、数年前と比べると、顔がまったく違う。自信と輝きと落ち着きに満ちた顔をしている。笑顔が明るい。人は、これほどに変わるものなのだろうか。

阪神のドラ1は大成しない、というジンクスも語られて久しい。今岡選手は、臥薪嘗胆の末に結局大成したわけだけれども。確かに、期待の星、と言われた選手が活躍せず、下位指名の選手がものすごく働いてくれることがありがちな阪神ではある。これは外人選手にも、かなりあてはまる。イケメン豪州代表ピッチャー*3ウィリアムスなども、同年入団のポートに、顔では明らかに勝っていたが、投手としての期待度は、入団当初はポートに対しての方が強かったものである。しかしポートは大した成績を残せず一年目で退団。ウィリアムスは、2年目の去年、五輪で日本人選手をことごとく抑え込んでくれたにもかかわらず、ていうか、今年はあの快投を阪神以外の日本球団選手相手にみせてくれよと、阪神外人選手としては初めての複数年契約。
そういうわけで、岡崎選手、能見選手*4には期待しちゃいかん、と思いながらも、「岡田監督、能見選手の投球に釘付け」などという見出しをみてしまうと、性懲りもなく「いけるかも!!!」と思ってしまうストーブリーグなのであった。

*1:スポーツ紙ではない!!

*2:球界8人目の段位認定者

*3:五輪の時はね

*4:二人とも今年の自由枠獲得選手